地震に強い家
これからの地震対策は「耐震+制震」へ
制震は繰り返し襲ってくる「余震」にも強い!!
現在の住宅はすべて耐震仕様です。しかし、現行の耐震基準では震度7以上の揺れに複数回耐えられません。そこで、比較的低価格で導入できるのが制震という技術です。
新栄住宅は、住友ゴム制震ダンパー「Mamory」を採用しました。
2016年熊本地震
現行の耐震基準では持ちこたえられない!?
益城町では、震度7を2回観測。2回目の震度7によって多くの住宅で倒壊などの被害を受けました。特徴的なのは、「新耐震基準」導入以降に建てられた比較的新しい住宅も倒壊したことです。新耐震基準は、震度6強から7の揺れでも倒壊しない水準を求めていますが、強い揺れに2度襲われることは想定していません。
「制震」が注目される理由
繰り返す地震に有効
制震構造は、躯体(くたい)の変形を抑えることで、家の躯体自体へのダメージを減らします。制震装置が地震のエネルギーを吸収し、変形量を抑えるという仕組みです。また耐力壁とは異なり、変形後も元に戻り、再び変形を抑える減衰力を発揮します。つまり「繰り返しの地震に対応できる」という特徴を持っているのです。これが「制震」が注目される理由です。