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コラム

マイホームはいつ買えば良い?プロが教えるマイホームの買い時!その1

2023-03-23
マイホーム購入と住宅ローン
   マイホームは欲しいけどいろいろ考えちゃうな…
「そりゃお金があればいつでも買うわ!」と思われるかも知れません。

数千万円もする住宅を現金でポンッと買う人はほんの一握りのお金持ちだけでしょう。

一般的には住宅ローンを組む人がほとんどです。
30歳代の住宅購入は、9割弱が住宅ローンを利用しての購入だそうです。
※三井住友トラスト・資産のミライ研究所調べ

住宅購入と密接な関係にある「住宅ローン」
マイホーム購入のタイミングを計るうえで、住宅ローンは切り離せません。
住宅ローンの年齢制限
そんな住宅ローンには「年齢制限」があります。

申込可能年齢 20歳以上70歳以下
完済時年齢  80歳未満     
※金融機関によって異なります。

完済時年齢が80歳未満に設定されているとはいっても、80歳までに完済できるように申込めば良いというわけではありません。

44歳で35年ローンを組むのは相当難しいと考えられます。

なぜなら、完済時年齢は住宅ローンの審査において重要な項目で、銀行側も貸し倒れが無いよう返済能力を見極めるのは当然なことだからです。80歳近くまで返済を続けられる資力が担保されなければ難しいでしょう。

このことから、比較的若い世代のほうが、住宅ローン審査においては有利であると言えます。
住宅ローンは何歳までに組むのが良い?
住宅ローンを組むなら若いうちが良い!

それが答えです。

住宅ローンを借りる人の90%以上は35年で借ります。ただ、実際に借りている期間は20年~25年程度で多くの人が繰り上げ返済をしているようです。

住宅ローンは返済期間を延ばすことは難しいですが、短くすることは簡単です。せっかく長く借りられるなら長い期間を設定しておくこともリスク回避の手段になります。

返済途中で職を失ったりケガを負ったり、何があるか分かりません。だから、期間を長くとって返済額を少なくして、万が一に備える。そして余裕があるときには多めに返済して期間を短くする。

それが賢い返済方法です。

それでは、なぜ若いうちが良いのか?

理由の1つとして、「定年前に返済を終えたい」ということが挙げられます。

定年後、年金収入だけでのローン返済は家計にとって大きな負担になります。年金だけでは返済できず、マイホームを泣く泣く手放すということにもなりかねません。

「退職金を返済に充てよう」と考えていたけど、思っていたほどもらえなかった。退職金は老後の資金として取っておきたい、ということもあると思います。

定年前に返済を終えるためには?

例えば、65歳で退職して年金受給開始。35年ローンをそれまでに完済したいと考えた場合、30歳までにローンを組まなければなりません。

30歳までということはおおむね20代
そもそも20代で家を買えるのでしょうか?

続きは次回!
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